[Vol.53]アクセス解析をして売り上げを伸ばそう!
アクセス解析をする理由はWebサイト(ホームページ)を改善し、Webサイト(ホームページ)を上げることです。
本節では、アクセス解析からどのようにしてWebサイト(ホームページ)の改善ポイントを見つけ出すのかを紹介します。
改善すべき点を洗い出そう
売り上げを伸ばすためには、「どこを改善すべきなのか?」を知る必要があります。
まずは、ユーザーがどのような流れでWebサイト(ホームページ)にいたるのか流れを確認します。
アクセス解析をすることによって、資料請求というゴールに対してどのページでユーザーが離脱しているのかがわかります。
つまり、アクセス解析をすれば、「どこに問題があるのか?」という視点でWebサイト(ホームページ)をチェックすることができます。
アクセス解析のデータを見てWebサイト(ホームページ)を改善しよう
上の図を見て、最初に1つだけ改善するポイントを見つけます。
もちろん、慣れてきたら複数の個所を同時に改善してもかまいませんが、慣れるまでは1つずつ行っていきましょう。
ここでは「サービス説明」ページから「資料請求申込」ページに5%のユーザーしか進んでいませんので、この点を改善してみましょう。
現在の状況と改善後の目標
「サービス説明」ページから「資料請求申込」ページに進むユーザーを、5%から10%に増やしたい!
考えられる問題点
- アクセスしているユーザーの目的が自社と合わないのでは?
- サービス説明のページに魅力がないのでは?
- 資料請求申込へのリンクがわかりにくいのでは?
具体的な改善案
問題点の中から実際に何を改善するのかを考えます。
「資料請求申込へのリンクがわかりにくいのでは?」という点を改善してみましょう。下記の図をご覧ください。
Webページ(ホームページ)は通常上から下に読みますので、ページの一番下に「資料請求はこちら」というリンクをわかりやすく追加しました。
最後に、要点を整理しておきましょう。実際には以下の作業の繰り返しです。
アクセス解析をして問題点を洗い出す
- 改善案を出す
- 改善をする
- またアクセス解析をする(改善した結果を見る)