[Vol.7]相談できる味方をつくろう!
何でも相談できる人をつくろう
前回の[Vol.6]成功のポイント!社内の体制づくりでは、社内体制について述べましたが、Webプロジェクトが組織できたとしてもホームページ制作やITに精通したスタッフがいるとは限りません。そこで何でも相談できる味方がいると心強いです。
ホームページの構築・運営に限らず、メールやパソコンなどについて詳しい知識を持ち合わせていない場合は何かと不安になります。こんなとき何でも気軽に相談できる人の存在はありがたいものです。
ホームページ制作会社の担当者
ホームページ制作会社に制作を委託する場合、制作会社の担当者と良好な関係を保ち、ホームページ以外のことでも何でも相談できるようにしておくとよいでしょう。
発注元のクライアントと請負側の制作会社は、一見主従関係のように思われがちですが、「目的=ゴール」に向かってよりよいホームページを作るという共通目標を持ったパートナーでもあります。ですから、お互いを尊重して協力し合うことで満足度の高い仕事を行うことができます。
その際に、例えばホームページ制作業務とは直接関係のないことでも、相手の得意ジャンルであれば相談し、アドバイスしてもらえるような間柄は、パソコンのちょっとした不具合が生じたときなどにもとても頼りになります。
外部の第三者アドバイザー
ホームページ制作会社の担当者以外でも、他に客観的なアドバイスをしてもらえる人がいれば困ったときに相談してみましょう。
このとき、第三者アドバイザーは公平かつ客観的視点からアドバイスできることが重要で、どちらか一方の主張のみによる偏った判断に陥らないことが大切です。
また、第三者アドバイザーに相談する場合でもアドバイスを100%鵜呑みにするのではなく、相手方(この場合はホームページ制作会社の担当者)の説明にも耳を傾け理解しようとする姿勢が大切です。この姿勢がないと、第三者アドバイザーに相談したことによって、かえってトラブルになるケースも起こりえます。
ITコーディネータ
企業の経営課題をIT化によって解決するための支援を行う、「ITコーディネータ」(*1)という資格があります。
(*1)ITコーディネータ(ITC):NPO法人ITコーディネータ協会が認定する経済産業省推進資格
ITコーディネータは経営とITの両面に精通し、企業経営に最適なIT投資を支援・推進することができるプロフェッショナルです。