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こんにちは!アットライズの後藤です。
いつもお世話になっております(^O^)
やっと気温が下がって涼しいを通り越してやや寒さも感じてきましたね。
さて、今回は採用活動に苦労されている方も多いかと思いますが、「0円採用活動」について、実体験を交えてお話しします。
アットライズではこのたび業務拡大に伴い、新たなメンバー(業務委託)を募集しました。
驚くことに、求人広告に一円も使わず、たった1週間で8人の応募が集まりました。しかも、募集開始30分に2人も応募が!
求人の業界では広告と同じように、お金をかければかけるほど応募(集客)効果が出るのだろうな、とそう考えていました。
しかしながら予算はもともとないものとして「まずは募集してみようよ」という感じで募集を始めることに。
まず「求める人材が普段どこで情報収集し、発信しているか」から考えました。
弊社の例では、WEB制作、システム受託開発をする人材が必要ですが、IT人材は情報を得ることに長けています。求人サイトをみて応募をしていただくことも勿論あると思いますが、IT人材は情報収集をする際に、情報の信用度という意味や新しい情報を得るという観点でもSNSをよく見る、と仮定しました。
その結果、X(旧Twitter)、Instagram、FacebookといったSNSに直接募集の投稿を出すことに。
デザインもシンプルに、「どんな仕事をお願いしたいのか」「どんな方に制作頂きたいか」を明確にして、
さらにハッシュタグを重要視しました。
次に重要視すべきポイントはお問い合わせの動線となる採用情報ページです。
今回の場合の採用ページは必要な情報だけあって、リッチな採用ページではなくシンプルなもので問題ないと考えすぐに作成しました。SNSだけでは、自社が求めている人物像や必要なスキルを表現できません。ここはWEBサイトの強みが出るところで、募集要項をしっかりと載せたうえですぐ真下にエントリーできるフォームを設置しました。
結果的に、ハッシュタグをチェックしている確度の高いユーザーが、弊社の採用情報を見てくださりそのページから応募が次々と届きました。何を見て応募されましたか?と問いかけるとほとんどの方が「Xです」との回答でした。集客力が高く驚きましたが、ちゃんと受け皿となるランディングページをしっかりと設けていたことが応募につながった良かった点だと思います。
一方で注意しなければならない点はSNSは一過性のパワーが強く持続力がありません。そのため募集開始のポストをして2週間以上経った現在は投稿をそのままにしていても応募はなくなりました。ここはSNSのハッシュタグの効果があると考えます。長期的且つ継続的な採用活動をお考えの企業様は定期的に採用に関してのSNSの発信を行う必要性について感じました。
このように今回の採用活動は有料求人サイトなども使わないので時間が掛かるかなと、期待はあまりしていなかったのですが思った以上にスキルのある方がすぐに応募してくださりました。「どんな手段で募集するか」ではなく、
「応募する方、欲しい人材が、いるところはどこか」に焦点を絞ることが重要であると感じました。
今回の経験を通して、どのくらいお金をかけるかよりまずはじめに、
「誰に届くかを考える」ことの大切さを実感しました。
採用に悩んでいる方は、まずはSNSで気軽に発信してみてはいかがでしょうか?
思いがけない出会いが、意外とすぐそばにあるかもしれません。
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