Attrise
#131 | April 2025
このメールはアットライズのスタッフが名刺交換させて頂いた皆様、またはセミナー等でご縁をいただいた皆様に送らせていただいております。配信停止をご希望の方は、大変お手数ですが配信停止フォームよりメールマガジン配信停止手続きをお願いします。
Webアクセシビリティについて考えよう

■Webアクセシビリティとは
Webアクセシビリティとは、年齢や障害の有無に関係なく、誰もがWebサイトを快適に利用できるようにする考え方です。視覚や聴覚、身体・認知に特性がある方も情報にアクセスしやすくするため、設計や技術面での配慮が求められます。

例えば、以下のような対応が含まれます。
・画面読み上げツールに対応し、目が見えない方でも利用できること
・マウスを使わずキーボードで操作できること
・色の見え方に関係なく情報が伝わること
・音声が聞こえなくても動画の内容が理解できる字幕などがあること

■Webアクセシビリティの現状
2024年4月、改正障害者差別解消法により、民間事業者にも「合理的配慮」の提供が義務化されました。これは、障害のある方が日常生活で感じる障壁を、過度な負担にならない範囲で取り除く対応を指します。
Webサイトでも合理的配慮を行うため、環境の整備が努力義務として求められ「JIS X 8341-3:2016」に準拠した設計がこれに当たります。

■対応するメリット
Webアクセシビリティ対応には以下のようなメリットがあります。
・高齢者や障害のある方など、多くのユーザーに情報が届く
・構造やテキストの最適化によりSEO効果が向上する
・法律への対応でトラブルを未然に防げる
・企業の信頼性やブランドイメージの向上につながる

■企業がとるべき対応
Webアクセシビリティを高めるために、企業が取り組めることには次のようなものがあります。
[診断の実施] 自社サイトの課題を把握する
[JIS準拠の設計] サイトの新規作成やリニューアル時に基準を意識する
[社内教育] 担当者の理解と体制づくり
[利用者対応の整備] 問い合わせ対応の充実
[継続的な改善] 定期的な検証とアップデート

Webアクセシビリティへの対応は、社会貢献とビジネス成長を両立するうえで重要度が高まっています。弊社でもWebアクセシビリティに対応するご依頼は近年増えている状況です。
気になる点やご不明な点等あればお気軽にご相談ください。

▼サービスのご案内▼

シリーズすぐにマネできる生成AI「分析屋さん編」

こんにちは、後藤です。
生成AI、使いこなしていますか?

前回は生成AIで「テキストを書いてもらう」という、生成AI活用の初歩的な使い方をご紹介しました。
まだお読みでない方は、前々回と併せてぜひご覧ください。
シリーズすぐにマネできる生成AI1「AI先生編」
シリーズすぐにマネできる生成AI2「AIライター編」

さて、今回は「分析・推論」そして「アイディア出し」について取り上げます。
いよいよ、実務でも本格的に頼れる存在になってくる領域ですね。

3. 分析・推論してもらう
データ分析や要約もおまかせ!
膨大な情報から必要な部分だけを抽出したり、トレンドや因果関係の推測など、「考える系」のタスクもこなしてくれます。

使い方例:
「この売上データから傾向を分析して!」
「このアンケートの自由記述、どんな傾向があるかまとめて」
「ニュース記事を3行で要約して!」
「AとBの差が売上に影響しているか、仮説を立てて説明して」

このように、AIに"考えさせる"という使い方ができるようになると、ただの作業補助ではなく、思考のパートナーとして活用できるようになります。 特に「推論」は、複数の要素の関係性を読み取ってもらうのに向いています。

4.アイディア出しをする。
アイディア出しは、間違いなく生成AIの得意分野のひとつです。
個人的にも、「まずAIに聞いてみる」スタイルがすっかり定着しました。

たとえば、以下の様にAIに質問してみてください!
「○○についての新しいサービス名を10個考えて」
「このテーマでSNS投稿に使えるアイディアを出して」
「社内イベントを盛り上げるゲーム案をいくつか教えて」

このときのポイントは、完璧な指示を出す必要はないということ。
テーマだけ伝えて、まずは雑に投げてみても、意外とユニークな切り口が返ってきたりします。

さらに、出てきたアイディアを「もっと○○風にして」「違う角度からも」とリクエストすれば、そこからどんどん展開可能です。
人間とAIの共創という感じで、ひとりブレストが驚くほどはかどります。

このように、生成AIを活用すれば、仕事のスピードも質も格段に向上します。
実際、私の業務効率はかなりアップしましたし、その分、新しいことにもチャレンジできるようになりました。

ぜひ、あなたの業務にも取り入れてみてください。
「こんな使い方も便利だった!」というアイディアがあれば、ぜひシェアしてくださいね。

それでは、また次回のメルマガで!

PICK UP

毎回CEOブログから「PICK UP」として投稿記事を紹介していますが、今回はブログ記事のアクセス数上位トップ3をご紹介。
※このトップ3、突出したアクセス数で4位以下の3倍以上のアクセスがあります!

[備忘録]Excel:隣のセルの値によって色を変える方法

[読書感想文][Excel]同一セルに数式と文字列を同居させる方法

[備忘録]Windows10:フォルダ毎の容量を調べる方法

あとがき

1ヶ月ほど前になりますが、FMヨコハマ主催の「ちょうどいい運動会」に仲間10人くらいで参加してきました。
今回で第3回となる「ちょうどいい運動会」は、ボッチャやゴールボール、車イスポートボール、車イスリレーなどのパラスポーツを老若男女、国籍、障がいの有無など関係なく、みんなで楽しみながら体を動かす、という趣旨のイベントでで、今回は36チーム300名以上の参加でした。

もともと仲間内で「ボッチャ、一度やってみたいよね」という話になり、通勤時にラジコで常にエフヨコ(FMヨコハマ)を聞いていて知っていた「ちょうどいい運動会」に出てみよう!ということでエントリーした次第です。

ボッチャはルールも簡単だし誰でも(初めてでも、子供でも)それなりにこなすことは出来て楽しめますが、やはり奥が深そうな競技でした。
自分的には、車イスポートボールが一番楽しかったかな。パラリンピックとかの競技では「車イスバスケ」なんですが、、バスケットだと誰も得点できない(車イス乗りながらバスケのシュート決めるなんて激ムズ...)、なので小学校の頃にやったポートボール版で。最初は車イスの操作もままならなくて四苦八苦しましたが、しばらくすると思ったように操縦することができるようになりました。
パラスポーツは(というか車イスも)初めての体験でしたが、みんなで一緒にスポーツする楽しさを味わうことができました。

ボッチャで味を占めた(!?)我々は、、「今度はカーリングやってみたいね」って言うことで、ゴールデンウィークに軽井沢でカーリング体験することになりました。(^^;
カーリングの体験談はまた後日、こうご期待。。
(服部)

発行:株式会社アットライズ
〒220-0011 横浜市西区高島2-11-2 スカイメナー横浜2F
TEL: 045-548-6812 FAX:045-548-6813
https://www.attrise.com/

Attrise
Copyright Attrise Inc. All rights reserved.