[Vol.73]どんなサーバーを選べばよいの?

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レンタルサーバーには専用サーバーや共用サーバーなどの種類がありますが、どんなサーバーを選べばよいのでしょうか? 本節では、共用サーバーをレンタルする前提で、数あるプランの中からベストチョイスするためのポイントをいくつか紹介しましょう。

サーバー容量

まず最初に比較検討するのが、サーバー容量です。
数十MB~数百GBまで容量もさまざまですが、容量が多くなるほどサーバー利用料も高くなりますので、これから運営するWebサイト(ホームページ)がいったい何ページくらいの規模で、どのくらいの容量が必要になるのかを考慮した上で決めるようにしましょう。必ずしも大容量のサーバーを借りる必要はありません。一般的な数十ページ程度のWebサイト(ホームページ)ならば、数百MBくらいの容量で収まるのが普通です。

使える機能

Webサイト(ホームページ)によっては、PHPなどのプログラムやデータベースなどを使って機能的に動作する仕組みを使っているものもあります。このような場合には、それらの機能がインストールされていて使えるサーバーである必要があります。
また、[Vol.61]SSLの常識・非常識で紹介したSSLが使えるかどうかもレンタルサーバーのプランによって異なりますので、事前に仕様をしっかりと確認しましょう。

メールアドレス数

Webサイト(ホームページ)とは直接は関係ありませんが、企業などでWebサイト(ホームページ)を運営するとき、ドメイン名をメールアドレスとして使う場合も多いでしょう。

例えば、URLが「https://www.attrise.com」」というWebサイト(ホームページ)の場合、メールアドレスは「xxxx@attrise.com」となります。

レンタルサーバーのプランによって設定できるメールアドレス数が異なりますので、社員の人数なども考慮して選ぶ必要があります。
例えば、URLが「https://www.attrise.com」というWebサイト(ホームページ)の場合、メールアドレスは「xxxx@attrise.com」となります。

サーバー選びのポイント

将来的な発展も踏まえて考えよう

サーバーは他のサーバーへの引っ越しにあたる「サーバー移転」ということも可能です。そのため、当初借りていたサーバーでは機能的・性能的に不足してきた場合に、サーバー移転を行うこともあります。ただし、サーバーの移転はとても手間のかかる作業になり、メールサーバーの移転も伴いますので、会社業務への影響も考える必要がありま
す。
レンタルサーバーを契約する際には、現時点の状況だけでなく、将来的な発展や展望も踏まえて検討しましょう。
また、Webサイト(ホームページ)制作で新たな制作会社に委託した場合には、その制作会社が運用管理しやすいサーバーへの移転を勧められるケースもあります。この場合、面倒な手続きや移転作業は基本的に制作会社で対応してくれるので、制作会社の指示・サポートに従い進めていけばよいでしょう。
いずれにしても、サーバーにはさまざまな考慮すべき事項がありますので、「金額が安いから」などの安易な理由で決めてしまうのではなく、制作会社などとよく相談してアドバイスをもらうようにしましょう。