[Vol.59]アクセス解析̶2「毎月のスケジュール」
毎月アクセス解析を行うことによって、Webサイト(ホームページ)運営の大きなかじ取りをすることができます。
Webサイト(ホームページ)は、完成してからがスタートです。長期的な視点を持ってWebサイト(ホームページ)運営に臨みましょう!
月単位のアクセス解析スケジュール
毎週行うアクセス解析に加えて、以下の項目をチェックします。
新規ユーザーとリピーターの割合
Webサイト(ホームページ)にアクセスしているユーザーの「新規ユーザー」と「リピーター」の割合を調べます。
リピーターのほうがコンバージョンが高い傾向がありますので、新規のユーザーをいかにしてリピーターにするかがWebサイト(ホームページ)成功のポイントになります。
ただし、Webサイト(ホームページ)のアクセスがリピーター中心になると、徐々にアクセス数が減少していきますので、気を付けましょう。
ライバルWebサイトをチェック
リアルビジネスの場合、客層が近しいと思われる同業者がライバル会社になりますが、Webサイト(ホームページ)の場合は「自社が力を入れている検索キーワードで上位に表示されるWebサイト(ホームページ)」がライバルです。
ユーザーはライバルのWebサイト(ホームページ)を見ている確率が高いと考えられます。
ユーザーの視点でよりよい方を選ぶので、ライバルの動きは重要です。
過去との比較
先月に比べて「アクセス数が伸びたのか?」「検索キーワードに変化は?」というデータを取ります。
例えば、検索キーワードに関しては検索順位などのSEOの効果によって数値がかなり変わりますので、重要なデータになります。
ユーザーがコンバージョンにいたるまでの流れをチェック
[Vol.53]アクセス解析をして売り上げを伸ばそう!で紹介した「ユーザーがコンバージョンにいたるまでの流れ」をチェックしましょう。
ユーザーグループごとにアクセス解析をする
[Vol.56] ユーザーをグループに分けてアクセス解析をしよう!や[Vol.57] ユーザーグループごとの費用対効果を計ろう!で紹介したユーザーグループごとのアクセス解析を行います。
毎月行って改善ポイントを見つけよう
少々作業量が多く大変ですが、毎月きちんとアクセス解析を行うとWebサイト(ホームページ)の改善すべきポイントが見えてきます。
今回紹介した例を参考にして、慣れてきたら自分流のアクセス解析スケジュールを身に付けてください。